NPO法人京都禁煙推進研究会(以下NPO)は、故繁田正子先生がなされていたタバコ・喫煙問題に関わる数多くの社会的活動、学術的活動などにおいて、後進育成に尽力されていたことに鑑み、次世代を担う若者のタバココントロール活動の推進を図る目的で2014年に「まさこ基金」を設立した。2023度は2月1日から5月8日までを応募期間とした。応募締め切り日までに3件の事業の応募があった。NPOの理事等7名および外部の第三者1名の8名の委員で審査会を結成し、審査基準に基づいて各委員が応募事業について評価し、意見を表明したうえで、6月7日にオンラインで審査会を開催した。応募事業の内容および助成金額について慎重に審議した結果、下記の事業が今年度のまさこ基金助成対象に選ばれた。 (2023年6月12日)
1.大矢 幸慧(25)
加熱式タバコを含めた喫煙、受動喫煙に起因する口腔内所見と歯肉血流に関する研究(助成金額:100,000円)
2.紅谷 歩(39)
タバコ吸い殻の不法投棄問題についての千葉県での取り組み(助成金額:67,600円)
3.矢田部尚子(35)
歯科衛生士を目指す学生における加熱式タバコの意識と喫煙受容度に関する研究(助成金額:100,000円)
2019年9月1日
2019年度まさこ基金助成審査結果報告
NPO法人京都禁煙推進研究会(以下NPO)は、故繁田正子先生がなされていたタバコ・喫煙問題に関わる数多くの社会的活動、学術的活動などにおいて、後進育成に尽力されていたことに鑑み、次世代を担う若者のタバココントロール活動の推進を図る目的で2014年に「まさこ基金」を設立した。今年度は6月7日から30日を応募期間としたが、応募件数が少なかったため募集期間を7月12日に延長した。応募締め切り日までに5件の事業の応募があった。NPOの理事4名および外部の第三者1名の5名の委員で審査会を結成し、8月19日から31日の間に紙上審議を行った。各々の審査委員から申請事業に対する意見を出し合い、慎重に審議した結果、下記の事業が今年度のまさこ基金助成対象に選ばれた。
まさこ基金2019年度助成事業一覧 |
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No. |
事業名称 |
氏名 |
所属 |
助成金額(円) |
1 |
長崎大学タバコフリーキャンパスプロジェクト |
河野 哲也 |
長崎大学保健・医療推進センター |
30,000 |
2 |
大学生への理想の防煙教育のあり方についての検討 |
正木 克宜 |
慶應義塾大学医学部呼吸器内科 |
30,000 |
3 |
効果的なタバコフリー啓発活動への取り組み |
三好 希帆 |
京都女子大学「健康に関するサークル ラ・サンテ」 |
89,640 |
4 |
防煙教育・禁煙支援に携わる薬学生及び若手薬剤師の育成 |
谷口美保子 |
神戸薬科大学臨床薬学研究室 |
92,040 |
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合計金額 |
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241,680 |
タバコフリー京都
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